新築祝い、開店祝い、誕生日や父の日、母の日、クリスマス…など、祝い事やお礼の際に絵画を贈るお客様が増えています。
絵画作品は食べてなくなるものではなく長く残るもの。
贈られた絵画を眺めるたびに、贈られた際の情景が思い出されるでしょう。
コミュニケーションを深めるツールとして最適で、絵画作品は贈り物として注目されています。
絵画作品を贈る相手の好みが明確な場合には、相手の趣味や好みに合わせた作品を贈るのが良いでしょう。
今回は、「相手の好み」が分からない場合の絵画作品を選び方をお伝えします。
大きすぎないサイズ感
絵のプレゼントはとても嬉しいですが、実は「絵が大きくて飾りづらく困った」と相談されることが多いです。
さらに、メインの壁には自分の好きな絵が飾りたいのに、もらった絵が大きすぎてメインの壁にしか飾れず、困ってしまう方も多いです。
絵画を贈る際には、メインの壁ではなく、60cmから120cmの壁に飾れるようなサイズの絵画作品(額の長辺が80cm以内。どんなに大きくても100cm以内)にすることをお勧めします。
相手の趣味や思想の外にある飾りやすい図柄
これもかなり重要な項目です。贈る相手の趣味思考と異なる場合、相手に不快な思いが生まれ、せっかくの贈り物がマイナスの結果になってしまいます。
例えば、
- 人物画(顔が具体的にわかる写実的な肖像画や裸婦)
- 宗教的・政治的な主張の強い作品
- 特定のチームが連想されるようなスポーツ系の絵画作品
このような要素を含む作品はなるべく避けて、例えば花や自然の風景、抽象的な作品など視覚だけで楽しめる作品を選ぶと良いでしょう。
送る相手の家族やお客様も楽しめる絵画作品
絵画作品は持ち歩くものではなく、壁に飾るもの。
作品が、どのような状況で飾られるか想像して選択しましょう。
絵画を贈られた相手も自分が楽しむだけでなく、家に飾れば家族が、オフィスやクリニックならお客様や患者さんが楽しんでる姿を見ることで、さらに喜んでもらえると思います。
お店やオフィス、クリニック等の場合は、コンセプトやテーマカラー、来店されるお客様の層に合わせて、モチーフや好まれる色を、アクセントとして取り入れることもポイントです。
記事監修
谷口 祐一
株式会社EMY 代表取締役社長